結婚を決めるのはまだ早い?スピード婚のメリット・デメリットまとめ

結婚

最近テレビでも度々取り上げられる芸能人カップルのスピード婚。
あなたの周りにもスピード婚をしたカップルはいませんか?

年齢的にそろそろ結婚を…と考えている2人であれば、早い段階から結婚を意識したお付き合いになるのは自然なことですよね。
しかしいざ結婚となると、まだ決めるのには早いのではないかと覚悟を決めきれない人も多いはず。
今回は結婚のタイミングに悩むあなたに見ていただきたい、スピード婚のメリットとデメリットについてご紹介します。

スピード婚に定義はある?

スピード婚には具体的な規定はありませんが、一般的に交際期間半年未満でプロポーズ、1年未満で入籍したカップルの結婚をイメージする場合が多いようです。

結婚までにどれだけの交際期間が必要かは人によって考え方が異なりますが、その中でも比較的多数派なのが「最低1年の交際期間が必要」という声です。
相手をよく知るため、本音で付き合えるようになるため、少し冷静になって考えることができるためなど、お互いの相性を確認するうえで最低1年は欲しいと考える人が多いからでしょう。

そのような結果から、スピード結婚には「そんな短期間で相手の全てを知ることができるの?」という疑問は付き物です。
妊娠したからという理由でスピード婚する人も多く、スピード婚にマイナスイメージを持っている人も少なからずいるようです。

スピード婚を決意したきっかけは?

スピード婚と聞くと一番最初に頭に浮かぶのが“妊娠”ではないでしょうか。
できちゃった婚、略して「でき婚」とも言われ、結婚してから子どもを授かるという一般的な順序からは外れていることから、比較的マイナスなイメージが付きまといます。
しかし2人にとっては想定外のことであったとしても、覚悟を決めて結婚に至るならそれは素晴らしいことですよね。
 
続いてスピード婚をするカップルの多くは、出会いに運命を感じたり、価値観が合ったりして「結婚するならこの人だ!」という直感で結婚を決めているようです。巷では「ビビッと婚」なんて言われたりもするようです。

きっかけはなんであれ、信じられる相手と出会えるのは素敵なことですね。

スピード婚のメリット・デメリット

スピード結婚には先に子どもを授かった場合、運命を感じた場合と様々な理由が存在することはお分かりいただけたと思います。

しかしやはり気になるのがそれだけ短期間でパートナーを決めていいのかということではないでしょうか。
スピード結婚を決意して良かったことは何なのか、逆に後悔したことは何なのか知りたいですよね?
そこでスピード婚のメリット・デメリットを2つずつ挙げてみました。

メリットその1. 恋人気分が長続きし、マンネリ化しにくい

交際期間が短いことで何かと心配されがちなスピード婚ですが、逆に交際期間が短いメリットも存在します。
それは2人の気持ちが一番盛り上がっているときに結婚することで、恋人のラブラブ感を残したまま新婚生活がおくれるということです。

交際期間が長くなればなるほどお互いをよく知れる反面、デートはワンパターン化し、クリスマスなどのイベント事も次第に特別感が減ってきがちです。 交際1年のカップルは倦怠期に入り、お互いの愛情に不安を感じたり、関係性もギクシャクする頃でしょう。

一方でスピード婚カップルはこれから過ごす時間すべてに新鮮さがあります。
更に夫婦という法的な関係性を持つことで彼氏彼女では味わえない繋がりを感じ、ちょっとやそっとのことでは不安を感じにくくなります。
これがスピード婚ならではの魅力です。

メリットその2. 今後の人生計画に余裕を持てる

スピード婚をするということは、それだけ夫婦として過ごす時間が増えるということです。
夫婦になればお互いの収入を合わせると家計にゆとりが生まれます。独身でいるよりも、もしかすると贅沢な暮らしができるかもしれませんね。

また家族が増えたり住まいを構えたりと、生活環境が大きく変化することで、自分自身の経験値も高まります。
不動産を買うために勉強したり、子育てすることで忍耐力を養ったりと、独身時代では味わえないことを経験することになるでしょう。

また常に自分の理解者が側にいることから、不安や焦りから解放され、心に余裕ができるのもメリットの1つかもしれませんね。

デメリットその1. 後からマイナス情報を知ることもある

スピード婚に限らず、離婚原因第一位は何かご存知でしょうか。
きっとあなたが想像した通り、性格の不一致・価値観の相違が一番の理由です。

交際期間が短ければそれだけ相手を知る機会も少なくなります。結婚までにある程度相手を知る時間が欲しいと考えるのはごく自然なことでしょう。
結婚し一緒に生活をはじめてみたら、相手の意外な一面を見て幻滅してしまったなんてことになったら最悪です。
生活を共にするうえで生活スタイルや金銭感覚が合わないなどの致命傷を避けるためにも、最低限譲れない価値観については、初めに確認しておくほうが良いでしょう。

また夫婦生活において多少の誤差は許容したほうが上手くいきますが、どうしても気になることは例え小さなことでも指摘しあえる関係性を築いておくべきです。些細なことから2人の間に大きな溝をつくってしまうかもしれませんよ。

デメリットその2. 周りからの理解が得にくい

前述した理由から、家族や友人からはスピード婚を反対される場合もあることを覚悟しておかなければなりません。
「もっと相手を知ってからの方がいいんじゃないの?」「そんなに焦らず他の人と比較してからがいいんじゃない?」と早く決断することに待ったをかけられることもあるでしょう。
これらの意見はあなたのことを心配しての発言ですから、反対する人の気持ちも理解してあげてくださいね。

周りの反対を押し切っての結婚は、もしこの先に彼と上手くいかなかった場合、頼み所を失ってしまう可能性もあります。
結婚生活は周囲の人からの理解と応援が大きな力になります。
彼との将来を本気で考えるのであれば、2人の真剣さを周りにわかってもらう努力も必要になるでしょう。

実は反対する人は相手がどういう人か分からず、ただ何となく反対しているなんてこともあります。
今後も付き合っていきたい友人や両親には、彼の魅力をしっかり伝える時間を作ると案外すんなり解決するかもしれませんよ。

スピード婚を成功させるために考えておきたいこと

お互いの習慣や金銭感覚、家族や友人との付き合い方、将来設計など、付き合いが長くなれば自然に知り合えることではありますが、スピード婚の場合は全ての情報を余すところなく理解するのは難しいところ。
結婚するうえで欠かせない価値観や条件に的を絞って、相手との意識をすり合わせることが最も重要になります。

普段の会話を大事にしたり、週末にまとまった時間を取って将来の具体的なプランを話し合ったりと、お互いの想いと真剣に向き合う回数をどれだけ多くこなせるかが、結婚後も後悔しないための鍵になるでしょう。

そして何よりも大切なのは、結婚を決意した自分たちを信じることです。
生涯を共にしたいと思える素敵なパートナーに出会った2人ですから、どんなことでも乗り越えてみせる!という覚悟を持ちましょう。

結婚までの時間は問題じゃない!とはいえ覚悟も必要

スピード結婚について知れば知るほど、実は交際期間の長さはそこまで重要ではないということがお分かりいただけたでしょうか。
そもそもスピード結婚には、知り合って短期間で結婚を決意する以外に、交際に発展してから結婚が早かったというパターンもあります。幼馴染で結婚、同僚と結婚などはまさに交際期間は短いけれどお互いの価値観は知り尽くした間柄で、スピード婚しやすい典型例とも言えます。

交際期間が長くても結局マンネリ化して結婚まで辿りつかないカップルもいますし、結局結婚するうえで最も大切なことはお互いの意思を確認し合うこと、そしてタイミングではないでしょうか。
もしあなたが既に結婚してもいいなと考える相手と巡り合っているのであれば、結婚に対する前向きな意思を大切に2人の幸せを掴み取れるといいですね。

この記事を書いた人
AMI

好奇心旺盛な子と言われ続けて2X年。面白いことを求めてあっちに行ったりこっちに来たり。
旅館フロント勤務時代に対人スキルを学び、英語・韓国語を独学で勉強。現在はスペイン語に挑戦中。国際恋愛も経験ありの(元?)恋愛体質。
自身の経験を元にした恋愛テクニックを発信している。

AMIをフォローする