男性とうまく会話ができないと悩む女性は多いもの。
そしてそうした悩みを抱える女性の大半が「いい女って思われたい」「この男性に気に入られたい」という強い下心のせいで、肝心の会話に集中できていない傾向があります。
どんな会話も一対一を意識し、下心に影響されずに会話する力を磨きましょう!
そのためには日常生活で友人と会話する、仕事先の人と会う機会は格好の練習場所です。
意識しなくても自然と会話ができるようになれば、運命の男性と巡り合った時アプローチに困りませんよ。
方法その1 相手の会話のペース、返事のペースをマネる
ゆっくり話す人には自分もゆっくりと喋る、早口の人には早いペースで切り返すなど、会話の相手と喋るペースを合わせることで居心地の良さを感じさせることができます。
これはペーシングと呼ばれる心理学を活かしたスキルの1つで、意識的に相手と波長を合わせる簡単テクニックです。
好意を抱きやすい相手の条件に「波長が合う人」と挙げる人も多いですが、これは自分と似ている人に好意を抱きやすいという証拠。
話すペースは実は個性が出やすいので、それをマネすることで「この人なんとなく自分と似ているな」と感じるのです。
また喋るペースをマネする他に、返事のペースもマネすることができます。
返事の第一声が早い人は、相手にもテンポ良い返事を求めがちです。こうした人にはあまり頭で考えすぎず、スムースな言葉のキャッチボールができるよう意識しましょう。
逆に返答が遅い人に対し、思いつきでポンポン切り返すのはNGです。
じっくり頭で考え理路整然としたコミュニケーションを好む傾向があるので、あなたも相手に合わせて吟味した言葉を使いましょう。
方法その2 同じ言葉遣いやトーンを意識する
自分と同じ方言の人と出会うと、妙な親近感を覚えませんか?
言葉遣いやイントネーション、声のトーン、会話のペースなど、できるだけ相手に合わせてみましょう。
たったそれだけのことなのに、面白いほど相手との距離が縮まった気がしますよ。
特に親睦会や交流会など不特定多数の出会いの場に参加するとき、固くなりすぎるのはNGです。
「しっかりした人に見られたい」と丁寧な言葉遣いを心がけることは大切ですが、あまりにも丁寧でかしこまった空気は相手に話しかける隙を与えずコミュニケーションを取りづらくさせてしまいます。
言葉遣いに迷うときは、相手の話し方に寄せましょう。
ですます口調の人にですますを使う、最初からタメ語の人にはタメ語又は可能な限りフランクに接してみてください。
コミュニケーションの距離感は人それぞれだからこそ判断に迷うのは当然です。
相手の距離感をマネするだけなら無理なく会話できるのではないでしょうか。
方法その3 相手が喋った内容を要約して切り返す
初対面で異性と話すことが苦手な理由に、「何を話したらいいか分からない」と会話の内容に困っている人は多いのではないでしょうか。
この問題の主な原因は、面白いことを言わなけば、スベッたらどうしようと自らハードルを高く見積もりすぎていることです。
そんな悩みを抱える人は、まずは相手が喋った内容を要約することだけに注力してみましょう。
例えば「実は会社で新しい〇〇ってプロジェクトを任されちゃって、▲▲しながら××もしてて、本当忙しいんだよね」と仕事関係の人と話しているとします。〇〇や▲▲のように専門的な会話をしなければいけないんじゃないかと思いがちですが、そうではありません。
内容を要約し「新プロジェクトでお忙しいんですね。」と返事するだけでOK。
これだけで本当に会話が成立するの?と思うでしょうが、成立します!
そもそも会話を要約するには相手の話をしっかり聞いていないとできません。
そのため要約するだけで「わたしの話しに興味をもっている」と相手が認識し、勝手に話しを続けてくれるはずです。
方法その4 どんな話題でも拾ってみる
自分の理解が浅い話題だと会話に入っていくのが怖いと感じる人もいますよね。
しかしこれは勿体ないこと。分からないなら分からない、知らないなら知らないことを切り口に、どんな話題でも相手と関わることが大切です。
自分の興味がある話しかできない人に誰が魅力を感じますか?
特に気になる男性の話しはどんな些細なネタでも拾うことを意識しましょう。
気になる男性が飲み会の席でぽろっとこぼした一言を覚えておき、後日その話題を出すのも好印象を与える良いテクニックです。
例えば飲み会で「ワイン好き」と言っていたのなら、ワイン繋がりで色んな会話ができますよね。
「わたしもワイン好き」「ワイン覚えたいと思っているから教えて欲しい」「ワインが美味しい店に今度一緒にいこうよ」と次の約束を取り付けることができるかもしれません。
好きなものの話題ならいくらだって話せる!という人は多いので、こうした興味を引き出すためにも話題を拾うアンテナはいつでも立てておくことで恋のチャンスを逃がしませんよ。
方法その5 モテ女子の切り返しテクは徹底的にパクる
あなたの周りにも1人や2人くらい男性にも女性にも人気のある、モテモテ女子はいませんか?
こうした人の話法やリアクションは徹底的にパクるのがおすすめです。
人まねなんて嫌!というあなたは自ら成長の芽を潰していますよ。
役に立たないプライドを捨て利を取りましょう!
そのためにはモテ女子が身近なコミュニケーションの先生です。
合コンで見かけたモテ女子の切り返し話法とリアクションをあげると以下のようなものがありました。
場を盛り上げるために人同士を繋ぐ、女性らしい甘え方で男性を和ませるのが上手な女性は、同性からもモテます。
参考にして是非使ってみてくださいね。
- 「(Aくんの話題)~そうなんだ!確かBちゃんも○○出身だよね!」
- 「(彼氏いるか聞かれて)どうかな~?とりあえず明日一緒にご飯食べてくれる人募集中だよ!」
- 「(タイプを聞かれて)頭が良くて賢くて背が高くて…あれ?ここにいるかも」
- 笑いながら隣の人の肩にもたれかかる又は手を置く
- 相手が話している時は話し終わるまでちゃんと聞き、目が合えばにっこり笑う
方法その6 相手を傷つける言葉をつかわない
当たり前ですが、誰かを傷つけるような言葉や話題は厳禁です。
そんなの当たり前じゃん!と思った人も多いでしょうが、実は無意識に相手を傷つける言葉を使っているかもしれません。
その典型が相手をイジって笑いを取る行為です。
これは相手のキャラにもよりますが、自ら自虐ネタを使う人でも他人からイジられると傷つく人もいます。
知らず知らずのうちに相手を傷つける行為はコミュニケーション能力を高める以前の問題です。
もし自分にも心当たりがあれば、まずは相手を下げる言葉を慎むことからスタートしてみましょう。
また恋愛において言うなら自虐ネタは百害あって一利なし。
その場のウケはとれますが、本命彼女に見てもらえない女性の多くが自虐ネタを多用しすぎている傾向があります。
恥ずかしくてつい冗談を言ってしまう人は注意しましょう。
方法その7 常に1対1の人間関係を意識する
複数でいると会話ができないという人は、全体の調和を意識しすぎているのではないでしょうか。
確かに複数でいるのに数人しか分からないような内輪ネタは場を盛り下げる原因にもなりますが、全員で盛り上がれる話題というのは難しいものです。
実は複数人でうまく会話を回す方法はとてもシンプルです。
1人が話をしていたら、まず聞くことに集中し、それに対する自分の意見を述べる。次に自分の意見に別の1人が反応を返したら、別の1人の話しに注意を向ける。この繰り返しです。
単純なようですが挑戦してみると意外と1人1人の話をちゃんと聞けていなかったことに気づくはずです。
話しをしっかり聞き意見を述べる、ただそれだけのことを意識するだけで複数人とのコミュニケーションもうまく回すことができます。1対複数ではなく、1対1の人間関係を意識しましょうね。
最初は人マネでOK!トライ&エラーを繰り返し、自分のものに変えていこう
会話上手になるためには小手先のテクニックを学ぶよりも、あなたの身近にいるコミュニケーション上手な人のマネをするところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
なぜならテクニックに頼ろうとすると、意識しすぎて会話が空回りし、結局普段よりもコミュニケーションを取れなかったなんて結果になりがちです。
最初は人マネでもいいので、とにかく挑戦してみましょう。
マネするうちに反応が良かったこと、悪かったことが自然と掴めてくるはず。
そういった経験を蓄積し、自分オリジナルのコミュニケーション術を身につけていきましょう。
きっと良い恋愛ができるようになりますよ。