理由は何であれ、彼との別れを決意したあなた。
恋人としての気持ちはなくなってしまっても、多くの時間を一緒に過ごした大切な人であることに変わりはありませんよね。
出来ることなら良い思い出として、彼と円満に別れたいというのが本音。
しかしそのときになって感じるのが「別れ話の難しさ」ですよね。
今回は2人の関係を円満に終わらせるための別れ話の切り出し方と別れを渋る彼の反応別対処法についてご紹介します。
彼氏と円満に別れられるかどうかは、別れ話の切り出し方で決まる!
別れ話を切り出される側ならいざ知らず、切り出す側には勇気がいるものです。
自然消滅を狙ったり、ラインで別れ話を済ませるという方法も1つの選択肢。
しかし自然消滅やメールで別れを切り出すなんて、今まで尽くしてくれた相手にも失礼なこと。相手を傷つけたままでは次にいい恋愛なんてできません。
また縁あってお付き合いしていた彼ですから、せっかくなら最後は顔を合わせて2人の関係にけじめをつけたくはありませんか。
円満なお別れをするためにはタイミングが大事です。 まずは別れ話で重要な話の切り出し方を見ていきましょう。
ポイント1 別れ話を切り出すタイミングを見定める
あなたの中で心が固まっていたとしても、なかなか行動に移すに難しいのが別れ話ですよね。
彼は納得してくれるのか、どんな反応をされるだろうかという不安な気持ちから、別れ話を切り出せずにずるずると時間だけが過ぎてしまうという人も多いはずです。
しかしそのせいで2人の時間を無駄にしてしまうのは勿体ないですよね。
自分の考えがまとまり、別れを決意した段階でアクションを起こしていきましょう。 別れ話はタイミングと勢いが肝心です。
ポイント2 別れを予測させるなど前置きを作る
いざ別れ話をしようとしたとき、つい前日まで「明日のデート楽しみだね!」なんて話していた彼女から別れ話をされたのでは彼も驚いてしまうでしょう。
まずはあなたが別れを考えるに至った彼への不満や言動を伝え、彼にあなたの気持ちを理解してもらうなど順を追うのが鉄則です。
いきなりの別れ話は納得してもらえないだけでなく、今までの関係はなんだったのかと、別れた後にしこりを残す結果となってしまいます。もしかするとあなたの気持ちを伝えた段階で、彼が自らの行動を改めやり直すきっかけになることもあるかもしれませんよ。
ポイント3 別れる意思を明確にし、曖昧な表現は使わない
別れ話を切り出す際、言いにくい言葉を濁したり曖昧な表現を使うのは禁物です。
「言いにくいんだけど」「言わなきゃいけないことがあるんだけど」「最近ずっと考えていたんだけど」といった言葉に続けて「別れたい」とはっきり伝えましょう。
彼を傷つけまいと言ったはずの「あなたに私は相応しくない」「あなたにはもっと素敵な人がいる」といったセリフは彼に期待を持たせてしまい、別れを何とかして防ごうと思わせる原因になります。
彼にとって未練を残させてしまうセリフは避けましょう。
どうすれば円満に別れられる?彼の反応別対処法4パターン
別れ話の切り出し方を理解し、その通りに実践したとしてもすぐに納得してもらえないケースも勿論あります。
それだけ愛されていたということですから、本来嬉しい話しです。
しかし、すぐにでも別れて新たな人生を歩みたいあなたにとっては困りものですよね。
早く別れたい一心で急に音信不通にしたり、両者納得がいかないまま喧嘩別れをしてしまうと、後々になって後悔してしまう原因もなりかねます。正しい対処法を学び、強い意志で立ち向かいましょう。
そこで別れ話を聞かされた時にこじれる男性の傾向を4パターンに分類し、円満に別れるためのポイントをそれぞれご紹介します。
パターン1:話を聞かない自己中男
別れを切り出そうと彼との約束を取り付けたいにも関わらず、雰囲気を察して会おうとしてくれない男性。
こうした男性は、あなたの別れたい気持ちが一過性のものだと思い、時間を置けば解決すると思い込んでいる節があります。
一方で、本心では会うことを避け続けても無意味だということは彼も分かっているはず。
彼なりにあなたの気持ちを理解しようとしている最中なのだと思い、一旦彼からの連絡を待ちましょう。
数日待っても彼からの連絡がない場合や話をはぐらかされてしまう場合、「あなたとの関係を自然消滅で終わらせたくない」という気持ちを伝え、彼のペースに合わせて話し合える機会を作りましょう。
少し時間はかかりますが、相手にも別れを納得させることが肝心なので、事を急ぎすぎず機会を待ちましょう。
パターン2:男らしさ0!泣き出す男
あなたへの気持ちが彼の中で強く残っている場合、その場で泣かれてしまうこともあるかもしれません。
別れを決意し、もう彼への恋心はないとは言え、大好きだった彼の涙する姿はあなたにとっても見たくなかった姿かもしれません。
しかしここで泣いている彼を優しく慰めるのはNG行動です。
可哀想だからという理由で慰めてしまうと、彼はあなたの優しさを利用してあなたを丸め込もうとするかもしれません。
自分のために泣いてくれる彼を見てやり直そうと考えが変わる前に、それは本当に彼への愛情なのか、それとも同情なのか考えましょう。
別れるという決心をした以上、相手に振り回されて決意を変えているようではダメですよ。
パターン3:突然怒りをあらわにする態度豹変男
普段から俺様気質であったり束縛や嫉妬の激しい彼の場合、彼が怒り出す可能性も考えておいた方が良いでしょう。
残念ながら円満な別れとはいかず、怒ることで別れを思いとどまらせようとするかもしれません。
こんな兆候の見られる彼との別れ話をする際は、可能な限り人目のあるところで別れ話を切り出すようにしてくださいね。
もし彼が感情的になったとしても、人目があることである程度は抑止効果になります。
こんな彼に対しては「何があっても私の気持ちは変わらない」という冷静な態度で臨むことが効果的です。
彼に釣られて感情的にならないように注意しましょう。
また別れ話をきっかけに罵倒されるようなことがあっても、売り文句に買い言葉をしてはいけませんよ。
別れ話を切り出すときは悪役に徹することで、スムースに別れることができるということを覚えておきましょう。
パターン4:どこまでも引き留めようとする粘り強い男
一番良くあるのがごねて納得してくれないというパターンです。
「やり直すチャンスがほしい」と食い下がってくることもあるでしょうが、そこで一旦折れてしまうとズルズル交際を続けることになりがちです。
そんな時は思い出してみてください。
あなたは熟考に熟考を重ね、彼に不満や不安をあらゆる方法で伝えてきました。それでもなお改善に至らなかったからこそ、今こうして別れを決意したはずです。 その気持ちを彼に正直に伝えましょう。
その場で納得してくれない彼には、日を改めて再度話し合いの機会を設けるのも良いでしょう。 円満に別れたいのであれば、自分のペースではなく相手のペースに合わせることが肝心です。そして彼がどれだけ感情的になったとしても冷静さを忘れず、強い意志で別れを伝えるようにしましょうね。
とにかく別れ話で相手に流されてはダメ!強く自分の意思を主張しよう
彼との関係を円満に終わらせるためには、いかに彼に気持ちを伝え理解してもらえるかが肝心です。
別れる決意をするに至るまでのあなたの気持ちを、あなたの言葉でハッキリと伝えましょう。
別れ話をすることで自分が悪者にはなりたくないと思うでしょうが、彼とのけじめをつけるためには覚悟も必要です。
彼を主語にしてしまうと「あなたのせいで」と彼を責めたり、「あなたのために」と彼に要らぬ期待をさせたりしてしまいます。 「私はこう思った」「私はそう決めた」とあなたの気持ちに重点を置いて話しを進めましょう。
別れ話の際は強い意志と彼への感謝の気持ちを持って、最後まで誠実に向き合いたいですね。
2人にとって新たなスタートが気持ちのよいものになるよう願っています。