あなたは合コンや街コンに参加したことはありますか?30代女性の約2人に1人は、人生で一度は合コンに参加したことがあるというデータが出ています。しかし、合コンでうまく話せなかった、何を話していいか分からずノリについていけなかった、と参加したことを後悔している声もよく聞きます。
せっかくの男性との出会いの場。楽しみで参加したのに、普段の自分を出し切れず終わってしまうのは悲しいですよね。どうせ参加するなら好印象を与えて次に繋げられると嬉しいもの。
そこで今回は男性との会話を弾ませる7つの心がけを伝授します。しっかり覚えて合コンに参戦しましょう。
相手の目を見て話すのが苦手な人は、なんと2人に1人!
日本人は外国人と比べて他人の視線を気にしやすいと言われていますが、最近発表された研究によると、平成世代のおよそ7割は他人の視線にストレスを感じており、全体ではおよそ2人に1人が他人と目を合わせるのが苦手と回答しています。(※)
平成世代はデジタルネイティブと言われ、物心ついたときから携帯やパソコンなどデジタル機器に触れています。自分専用の携帯を小学生のうちから手に入れていた人も多く、SNSを通じて息をするように情報を仕入れることができます。
決して悪いことではありませんが、少なからずデジタル世界に依存しすぎている人も中にはいます。理想の世界を楽しむ一方で、現実世界での交流を怠ると、理想と現実の間にギャップが生じ、それが原因で相手の目をみて会話するなどの直接的な関わりを苦手と感じるようになってしまうようです。
※(株)マンダム〈視線耐性とデジタルコミュニケーションに関する調査〉より参照
初対面の男性との会話を弾ませる7つの心得
目を見て会話することが苦手だからといって、苦手なまま放置し続けても良いことはありません。しかしいきなり合コンに参加し、闇雲に初対面の男性と関わるなんて難易度が高すぎますよね。
まずは初対面の男性とそつなく会話をこなすための心得を理解し、頭に叩き込みましょう。実は恋愛上手な女性は、今までの経験で知らず知らずのうちに身に着けていることがほとんど。彼女たちの行動を分析し、共通点から抽出した会話の心得をご紹介します。
知識があるのとないのとでは、ただ自分の感覚に任せて会話するよりも、格段に次に繋がる確率が変わってきますよ。
その1、第一印象の良し悪しを左右するのは“はじめまして”の挨拶
相手の目をみて会話するのは視線耐性の低い人からすると冷や汗がでるくらい苦手なもの。しかし苦手なことでも絶対に取り入れるべきなのは「はじめまして」の挨拶です。最悪会話中は目を合わせられなくても、挨拶のときは相手と視線を合わせましょう。
人は第一印象で相手のことを勝手に自己判断してしまうという悪い癖があります。第一印象が好印象だと、その後会話が弾まなくても「なんだかあの子気になる」と自分の存在を彼の記憶に焼き付けることができます。逆に第一印象が最悪だと、一切興味を持たれることはありません。
また初対面で会話が弾まないことを気にすることはありません。特に合コンの場であれば「緊張しているのかな」と相手も察してくれるものです。後からリカバリーするより、最初のスタートダッシュが肝心ですよ!
その2、上手な切り返しは必要なし!言葉のキャッチボールを意識
合コン上級者になると、初対面の男性とも仕事観・恋愛観・下ネタなど、どんな話題でも盛り上がることができます。しかし初心者のあなたが同じようにはできません。そこで初心者が心がけるべきは、相手との言葉のキャッチボールです。
相手を喜ばせようと張り切りすぎると、肝心の会話に集中できず、「何を話そう」「何を言おう」とパニックになりがち。上手な切り返しなど気にせず、素の魅力を知ってもらうことが一番大切だと理解しましょう。素の魅力を出すには、実力以上を求めないこと、自ら場を盛り上げようと張り切らないことが肝心です。
彼の話す内容に感じたままに言葉を返せば、自然と言葉のキャッチボールができるはずですよ。
その3、会話中の携帯はNG!積極的に関わろうとする姿をみせよう
会話していて一番辛いのは相手のリアクションが得られないことです。視線を合わせて会話することが苦手だからといって、会話中に携帯を触ったり、リアクションせず心ここに在らずな態度を出してはいけません。合コンの場では男性側も盛り上げようと必死にネタを準備してきています。そうした中、“我関せず”な態度をとると「失礼な女」「偉そうな女」と悪いイメージを持たれてしまいます。
その場にタイプの男性がいないからといって、誰と誰が繋がっているかなんてわかりませんよね。もしかすると、将来の運命の人と知り合いの可能性だって考えられます。悪い印象を持たれていると、追々自分の首を絞めることになりかねませんよ。
例え手持ち無沙汰だとしても、初対面の男性の前で携帯を触るのはご法度だと覚えておいてください。
その4、自分の話3割、相手の話7割を意識する
自分のことを知って欲しい一心で自分語りをし過ぎないように注意しましょう。例え相手が口数すくないタイプでも、人は自分のことを話したい生物です。一方的に聞き役の立場に置かれると、途端につまらない、面倒くさいと相手に感じさせてしまいます。
特に初対面で自分の話しばかりする人は正直モテません。悲しいことに、お喋りな女性の話しを男性はあまり聞いていないところがあります。それよりも男性側に自分語りをしてもらう方が、「この子は話やすい」と好印象を与えることができます。
特に男性は自尊心が高く見栄っ張りなので、武勇伝を話し出したら大チャンス!武勇伝の中にはその人が大事にしている価値観が如実に表れるもの。よく話を聞き、内容を深堀できれば「もっとお喋りしたいな」と男性に思わせることができますよ。
その5、知ったかぶりはNG!分からないことは素直に聞こう
知的な男性との会話で困るのが、専門用語のオンパレードや、株式や時事ネタなどの一般教養の話がでたときではないでしょうか。アラサーとしては一般教養くらいは身に着けておきたいところですが、それでも興味がないと頭に入ってこないですよね。
「こんなことも分からないなんてバカだと思われる…」と見栄を張って知ってるフリをするのは絶対にやめましょう。実はそれ、相手にも伝わっています。あなたも会話をしていて、「あれ?この人本当に理解してる?」と感じた経験は少なからず一度はあるはず。
知らないことを恥じるのではなく、知らないことも会話のネタにしてしまいましょう。分からない専門用語がでたら「ごめんね。それってどういうこと?」と素直に質問してみましょう。心優しい男性ならきっと懇切丁寧に説明してくれるはず。逆に知らないことに呆れる男性なんて、あなたの恋愛対象から早めに外してしまった方が時間の節約になりますよ。
その6、話をぶった切らない!会話のリードは相手に任せてOK
「相手の話7割を意識せよ」というと男性を質問責めにする人もいますが、そうではありません。相手に話をさせるには、自分から話をぶった切らないことだけを意識すればOKです。人は会話中も頭では別のことを考えがち。次に何話そうかな、どうしたら好きになってもらえるかなと意識を巡らせています。そんな状態では気になる彼との貴重な接点を見落としているかもしれませんよ。
相手に話をさせるには、話しをよく聞き、途中で自分の経験談を引き合いにだすのは控えましょう。「わかるー!実はわたしも…」「それって~だよね!」など、いつの間にか自分主体のお喋りに発展してしまう女性は意外と多いです。
相手から「○○ちゃんはどうなの?」と質問されれば答える程度に留め、会話のリードは男性主軸で進めましょう。
その7、ずっとニコニコ笑顔は気持ち悪い!表情は使い分けよう
「男性は笑顔の女性がすき。」確かにこれは事実です。しかしどんな会話もニコニコ笑顔の人なんて、正直気持ち悪いですよね。真剣な話しや失敗談を話しているのに、あなたの表情がずっと笑顔のままでは「本当に理解してくれてるのかな?」と不審に思われてしまいます。
表情は会話の内容に合わせて使い分けましょう。「そんなの難しい!」と思うなら、無理に笑顔を作るのを止めましょう。勿論男性はニコニコ笑顔で話を聞いてくれる女性を好む傾向が強いですが、意外女性の偽りの笑顔を男性は見抜いているもの。笑顔を意識して話に集中できないなら、表情よりも言葉のキャッチボールに注力しましょう。
ただし表情一つ変えないのは絶対にNGです。表情に自信がない人は、会話のたびに頷くなどリアクションでカバーするといいでしょう。
肩肘張りすぎが失敗の原因!リラックスして臨みましょう
初対面の男性とうまく会話ができない主な原因は、相手を意識しすぎて肩肘を張りすぎているから。同性同士でも緊張するものですが、それが異性かつ初対面だと尚更ですよね。
合コンに参加する男女は、誰しもその場を楽しく過ごしたいと考えています。しかし会話を弾ませるために無理したり、何を話していいかパニックになっていては、結局仲良くなれないまま終わってしまうこともしばしば…。
そうならないためにも、張りきり過ぎずリラックスして臨むことが大切です。ご紹介した心得でお伝えしたように、無理に笑顔を作ったり、盛り上げようとする必要はありません。そう考えると初対面の男性との会話は、あまりハードルが高いものではないように感じませんか?
自分でハードルを高く設定しすぎず、ありのままの自分で臨みましょう。