「彼の考えていることが分からない」「いつまで付き合っていられるか不安」といった恋愛独特の悩みを抱えている女性は多いものです。友達の悩み相談には気軽に答えられても、いざ当事者になると思うように行動できなかったり、不安で胸が押しつぶされそうに夜だってあるでしょう。
そこで今回は偉人たちが残した恋愛に関する明言をピックアップ!どれだけ優秀な人でも恋愛には苦労しています。きっとあなたの心を軽くする言葉が見つかりますよ。
男女間の愛の違いを表す名言
男女の差はあらゆる場面で取り上げられますが、勿論恋愛に対しても面白いほど違いが見受けられます。そんな男女間の愛の違いを表す名言をまとめました。
その1 ドイツの哲学者ニーチェの名言
男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。
恋人に求めるものの違いを簡潔に言い表している名言です。
男性は自分が欲していることを実現することに幸せを感じます。例えば男性の方が一目ぼれで恋愛をする傾向が強いのも、自分の欲望に素直に従った結果だと言えるでしょう。
一方女性は好きになった相手から必要とされることに喜びを見出します。「お前がいなきゃダメ」など、彼にとって特別な存在であることが幸せに繋がります。何度もアプローチを受けていると次第に恋心を抱いてしまう女性が多いのも、女性の「男性から求められたい」という深層心理が働いているのかもしれません。
その2 フランスの軍人 ナポレオンの名言
女とパリは留守にしてはだめだ。
実は恋愛の名言を多く残しているナポレオンですが、その中でも面白い名言がこちらです。女は放っておくと浮気する、パリを留守をすると他国に侵略されてしまう、だから目を離してはいけないという格言です。当時のフランス人女性の気質にもよるので、現代の日本人女性に必ずしも当てはまるものではありませんが、確かに留守ばかりになると気持ちが他に向いてしまうことだってあります。
そしてこの名言から分かることは、男性がそんな当たり前のことにも気づいていないという事実です。LINEの返事を返さない、デート回数が少ないと感じているなら、あなたと彼の当たり前に差があるのかもしれません。一度話し合うことが必要です。
その3 ドイツの詩人 ゲーテの名言
女は決して自分の自然な姿を見せない。
なぜならば女は、自然から生みつけられたままでもきっと人から好かれるものだ、
といういうふうに考えることのできる男ほどのうぬぼれがないからである。
女性はメイクやヘアアレンジなどで自分を盛る文化が根付いており、逆にすっぴんに抵抗感を感じる人の方が多いですよね。また自分を今よりも更に魅力的に見えるようにダイエットや美容に励む人も大勢います。しかしそんな血のにじむ努力も、言わば当たり前だと感じているところがありますよね。
一方男性は基本的に生まれたままの姿でいることが当たり前です。筋力トレーニングやダイエットに励む男性もいますが、毎日化粧をしたりヘアアイロンで髪を巻いたりする手間暇は必要ありません。皮肉にはなりますが、男性の方がありのままの姿でいる時間が長い分、女性より気楽な部分はあると言えるでしょう。
交際中の彼との恋愛の悩みを解決する明言
交際中の彼氏とのマンネリ化、倦怠期、将来の結婚など、大好きな人と両想いになったとしても恋の悩みは尽きないものです。そんな恋愛中のカップルにありがちな悩みを解決する明言をご紹介します。
その4 フランスのファッションデザイナー ココ・シャネルの名言
愛がなくなったのに、一緒にいることほど惨めなことはありません。
彼を失うことが怖くて我慢して交際を続けていませんか?女性は年齢が上がるほど恋愛に奥手になりがちです。それは恋愛によって傷つくことが怖かったり、また一から恋愛をスタートさせることを面倒に感じるためです。
しかし愛情が感じられない相手とずっと一緒にいたとしても何も発展はありません。空っぽのグラスは喉を潤してはくれないし、そのままではあなたが干からびてしまいますよ。時には勇気をもって関係を断つことは自分の為にも必要です。
その5 フランスの作家 サン=テグジュペリの名言
愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。
アラサー女性が交際中の彼に対して感じる恋愛の悩みといえば、「将来結婚できる相手なのかどうか」が一番気になるのではないでしょうか。そんな時覚えておきたい名言の1つが、名作「星の王子さま」の著者サン=テグジュペリの名言です。
恋人同士なら単純に“好き”という感情に任せてお互いを見つめあえているだけで問題ありません。しかし結婚生活になると話は別。ともに問題に向かう意思と未来に向かって歩む覚悟が必要です。つまり恋を愛に変えていくことができるかを考えれば、自ずと今の彼との関係に結論が出せるでしょう。
恋のきっかけが分からないあなたに贈る名言
恋愛から疎遠になると、恋のきっかけすら分からなくなるものです。「どういう気持ちが恋だっけ?」と恋を難しく考えているあなた。そんなあなたにこの名言を贈ります。
その6 ドイツの劇作家 シラーの名言
期待なしに恋するものだけが恋の味を知る。
よく「自分を好きな人しか好きにならない」という意見も耳にしますが、こうした人は恋愛に対して臆病であることは間違いありません。なぜなら確実に成就する恋愛しかしたくないと思っているからです。確かにそれでも幸せな恋愛はできます。しかし本当の恋愛の味を知るには、傷つくことを恐れず自分の心に従って誰かに恋をする経験が必要です。
恋愛は楽しいだけではありません。苦しく辛い恋もあります。酸いも甘いも嚙み分けるために必要なプロセスだと理解すると、無駄な恋愛はないことに気付くことができます。片思いで終わるとしても真正面から気持ちにぶつかってみることが大切です。
その7 アメリカの女性作家 アリス・ウォーカーの名言
戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの。
彼の一言で驚くほど喜んだり、この世の終わりかのように絶望したりすることってありますよね。そうした今まで経験したことのない感情的な自分に出会えるのも恋の力です。なぜこんなに彼に振り回されなければならないのかと、自分の感情に戸惑いを感じることもあるでしょう。しかしそれは彼を愛しているからこそ得られる気持ちなのです。
恋のきっかけが分からない人の中には、他人に感情をコントロールされることに恐れを抱いている場合もあります。しかしこれは他人がコントロールしているのではなく、自分の心が反応した結果に他なりません。気持ちに素直になることが恋のきっかけを掴むチャンスですよ。
偉人たちが残した恋愛の名言から学び、素敵な恋をしよう!
有名な偉人たちも過去には様々な恋愛に振り回されてきたことがこれら名言から伝わってきますよね。どれだけ世の中に優秀な成果を残した人物であっても恋愛は難しいものなのです。
恋愛がうまくいかないからといって落ち込む必要はありません。しかし恋愛自体から逃げてはいけませんよ。人に恋をする、人を愛するということは、自分の気持ちに耳を傾けられるか、自分で自分を幸せにする努力ができるかどうかです。落ち込んだ時、悩んだ時は先人が残した恋愛の名言から学び、解決の糸口を掴みましょう。きっと素敵な恋愛が待ってますよ!