ストレス解消にも!大人も泣ける感動の恋愛小説8選

自分磨き

脳内に溜まったストレス物質は、泣くことで涙と一緒に排出されるといわれています。大人になるほど泣く機会は減るものです。あなたが最近泣いたのはいつですか?たまには泣けると評判の恋愛小説で思い切り涙を流し、日々蓄積されていくストレスを解消しちゃいましょう!

大人も号泣必須の感動できる恋愛小説を8冊厳選してご紹介します。あなたのお気入りの一冊が見つかると幸いです。

その1 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」七月隆文

普通の恋人同士の男女に起こった悲しくも不思議な出来事を題材にしたのは、七月隆文の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」です。

【ぼくは明日、昨日のきみとデートするMV】福士蒼汰X小松菜奈

一途に何かを追いかける男性は素敵です。そして、そんな男性の夢を応援する健気な女性の姿は同性から見ても可愛いものですね。この作品は、一見どこにでもいる恋人同士の高寿と愛美の時空を超えた悲しくも切ないラブストーリーです。 映画化されるほど人気の本作ですが、小説版の方が映画よりも主人公2人の心理表現が細かく描かれており、ライターは萌えキュンしてしまいました!そんな二人のSF仕立ての恋愛物語、結末をぜひその目で確かめてくださいね。

その2 「博士の愛した数式」小川洋子

芥川賞作家小川洋子さん著の「博士の愛した数式」は、他の恋愛小説とは違う、少し特別な恋の要素を含んでいます。

博士の愛した数式 (新潮文庫)
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博士の愛した数式

博士を通じて交わる人々のそれぞれの思いに感動すること間違いなしの本作。記憶が80分しか持たない博士のために主人公とその息子が取る様々な工夫に気遣いが感じられ、読み進めるほどに心が優しさで包まれます。タイトルから数学嫌いな人には敬遠されそうですが、特に難しい話は出てこないので、数学嫌いな方でもすんなり物語の世界観に入っていけますよ。

全体的に穏やかな物語ですが、その中には人間愛やほんのり恋愛要素も感じられます。 まるで森林浴をしているかのうような読書時間にリラックスできること間違いなしです。

その3 「悪人」吉田修一

世の中にはびこる格差。吉田修一の「悪人」はそんな中で生まれる心の闇を描いた作品です。

悪人(上) (朝日文庫)
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映画 『悪人』 予告編 プロモ映像

タイトルからもわかるようにこの作品には様々な悪人が登場します。法で裁かれない悪人と裁かれる悪人のどちらが本当の悪人なのか、一度読み始めると一気に物語の世界観に引き込まれることでしょう。

本作では佳乃という女性の死から話が始まりますが、彼女の死に関する理不尽さから、誰の身にもふりかかる恐怖を感じます。また孤独の闇に飲み込まれた男と、そんな男を愛してしまった女の悲劇的な恋愛模様は最後まで目が離せません。衝撃的な本作は人を愛する尊さを理解している大人だからこそ、それぞれの人物へ感情移入できるのではないでしょうか。

その4 「夜は短し歩けよ乙女 」森見登美彦

森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」は、不器用で恋心を伝えられないため偶然を装って何度も現われる男と、その恋心にまるで気づかない超天然な女性のファンタジーな恋愛小説です。

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『夜は短し歩けよ乙女』予告編

大学の先輩と後輩関係にある二人は、個性的な登場人物たちが起こす珍事に次々と巻き込まれます。王道のラブストーリーとはかけ離れた世界観と独特の文体があいまって、読み進めるうちにやみつきになること間違いなしです。 普段読書をしない人にとっても、ライトでテンポの良い本作は手に取りやすいのではないでしょうか。第二回本屋大賞二位、直木賞候補にもなった「夜は短し歩けよ乙女」は、笑いあり、たまにホロリと感動する作品です。

その5 「桜のような僕の恋人」宇山圭佑

宇山圭佑の「桜のような僕の恋人」は、ある日突然当たり前のことが当たり前じゃなくなることの悲しさや健康の尊さを改めて考えさせてくれる作品です。

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)
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どこにでもいる普通のカップルのうち、一方が難病と診断されることで物語は始まります。2人の関係がギクシャクしてしまうのですが、それはお互いを想う気持ちから。 どうにも変えることのできない現実を前に、残された時間をどう過ごすのか、自分ごとに置き換えて考えてみると人生観を深めることができますよ。後半は涙なしでは読めません。

その6 「秘密」東野圭吾

「ガリレオ」や「新参者」シリーズでおなじみの東野圭吾の「秘密」は、交通事故で亡くなった妻と生き残った娘の魂が入れ替わる斬新なストーリーです。

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東野圭吾原作 映画「秘密」 予告

東野圭吾といえばミステリー色が強いですが、その作品の多くは相手を思いやる心や優しい気持ちをテーマとしています。 「秘密」は、娘の体を持つ妻との関係に悩み苦しむ主人公平介と娘の体の中で生きる妻の直子の不思議な愛の物語です。物語を読み終える頃には誰もが優しい気持ちで満たされる東野圭吾の中でも傑作中の傑作といえるでしょう。 後半、直子の本当の秘密を知ることになる平介の心理描写は涙なしでは読めません。ぜひ心温まるストーリーを堪能してくださいね。

その7 「八日目の蝉」角谷光代

母性とは何か?を問う問題作として有名な角谷光代の「八日目の蝉」は、実際に起きた「日野OL不倫放火殺人事件」と酷似したセンセーショナルな物語です。

八日目の蝉 (中公文庫)
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八日目の蝉(予告)

この作品はすでに映画化されていて、不倫相手の子供を誘拐した希和子が逮捕されるまでを描いていますが、小説ではその後の恵理菜(誘拐された娘)のその後を中心に描いています。 個人的な感想ですが、恵理菜の本当の母親の性格が悪すぎて希和子に育てられたほうが良かったのに…と思ってしまうほどです。 親が虐待する嫌な事件が多発する今、改めて親子とは何か母性とは何かを考えさせられる作品です。

その8 「マチネの終わりに」平野啓一郎

大人の恋愛といえば平野啓一郎の「マチネの終わりに」が真っ先に頭に思い浮かびます。

マチネの終わりに
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40才という微妙な年齢に運命の人に出会った。仕事や将来のこと、婚約者の存在など、単純に好きという気持ちだけで行動がとれないもどかしい恋を表現した作品です。 激しく燃え上がるような感情をお互いに感じていながら実らせることができない恋。大人だからこそ相手や周囲を考えすぎてしまう気持ちを繊細に表現した文章が素敵です。じれったいけどおしゃれなラブストーリーで感動してくださいね。

泣いて笑ってストレス発散!珠玉の恋愛小説を読もう!

社会に出ると日々仕事やプライベートで心がすり減ることもたくさんありますよね。ストレスを溜めることは肉体的にも精神的にも良くありません。我慢やプレッシャーで蓄積されたストレスは珠玉の恋愛小説を読んで排出してしまいましょう。

今回は大人もホロリと泣ける恋愛小説を8冊ご紹介しました。世の中にはまだまだ多くの素晴らしい作品が存在しますので、ご紹介した作品を参考に、是非色んな作品も手に取ってみてください。書店に足を運んで自分好みの小説を探すのも週末の楽しみとしてお勧めですよ。