これって望みなし?諦めるべき恋愛と失恋との向き合い方

失恋

大好きな男性と一緒に過ごす時間は楽しいもの。しかし彼との関係に何の進展も望めない場合、この恋は諦めるべきかどうか不安や悩みを抱えるものです。また諦めるべき恋だと頭ではわかっていても、現実から目を背けたくなる時もあるでしょう。今回は、諦めるべき恋愛と、そのショックから立ち直るための方法をご紹介します。

望む未来を手に入れるために…諦めるべき恋もある

恋愛は相手がいて成立するものですから、自分がどんなに彼を好きでこれからもずっと一緒にいたいと思っていても、それが一方的な感情では成り立ちません。 また、他人の気持ちや行動を無理にコントロールすることはできないのに、彼を変えようと四苦八苦するばかりでは、自分が疲れるだけかもしれません。前向きな恋愛をするためにも、もしかすると今の恋愛を見直すべきところまで来ているのかも…。まずは諦めるべき恋愛のパターンを解説します。

パターンその1 長年の片思い

「好きな人の側にいられるだけで幸せ」という人もいますが、それは本当の気持ちに蓋をしているだけです。本当はいつか彼が自分に振り向いてくれるのではないかと密かに期待しているのです。しかし他人の気持ちは自由にコントロールはできません。いくら待っていても相手の気持ちが変わらい限り片思いは続きますし、そのタイミングがいつ訪れるかなんて誰にも分かりません。

彼の気持ちが変わるのを待つばかりでは、あなたの大切な時間を無駄にしてしまうばかりか、新たな出会いのチャンスをみすみす逃してしまうことになりかねません。片思いで得た経験を活かし、別の恋愛へ目線を変えた方が良いでしょう。

パターンその2 将来像が一致していない

どれだけ性格的にも肉体的にも相性が良くても、2人が思い描く将来像が一致していない場合、2人の関係性が思うように進展せずモヤモヤを抱きやすいものです。特に女性が結婚を望んでいるのに、男性が結婚はまだ先だと話を先延ばしにしてズルズル交際を続けているカップルは要注意です。実は長く交際を続けたカップルほど結婚に至らないケースが多いと言われており、わだかまりを長く放置していると厄介なことになりますよ。

またどちらか一方が相手の望みに歩み寄れるなら問題ないかもしれませんが、結婚は無理して行うものでもありませんし。強攻して結婚に持ち込んだところで、理想の結婚生活がおくれるとも限りません。あまりにも望む未来が違うなら、貴重な時間を費やす前に別れを検討した方がいいかもしれませんね。

パターンその3 彼が既婚者かつ子持ち

好きになった人が既婚者だったと知った時、すんなり諦められる人と諦められず没頭してしまう人がいますが、既婚者相手の恋愛は諦めた方が良い恋愛の典型だといえるでしょう。特に相手に子どもがいる場合、この恋愛によって小さな子どもにまで迷惑をかけてしまうことを自覚すべきです。誰かの犠牲の上に成り立つ幸せはありません。

また不倫をする男性は口が上手く、「妻とは離婚するから別れないで」と説得されることも多々あります。しかし不純な関係を続けても、結局はあなた自身が傷つくことになるのです。 大好きな彼を諦めるのは辛いことですが、望みのない関係を断つことで、新たな出会いのチャンスが生まれますよ。

ショックから早く立ち直りたい人へ。失恋の向き合い方4つ

失恋は辛いものですが、傷ついた気持ちをそのままにしていると、次に恋愛するのが怖くなったり前向きにチャレンジできなくなってしまうこともあります。そこで失恋で得た辛い気持ちを整理をして、次のステップに踏み出すための方法をご紹介します。

「もう恋はしたくない」という人は無理に焦る必要はありません。時間の経過とともに心の傷も癒えていきます。しかし早く治して次の恋を頑張りたい人は以下でご紹介する失恋との向き合い方を参考にトライしてみてくださいね。

失恋の向き合い方① 過去の失言や失態を悔やまない

失恋直後は大好きな彼と会えなくなった寂しさから、返って彼のことで頭がいっぱいになってしまうものです。そして「あのとき、別の行動を取っていたら失恋せずに済んだかもしれない」「なぜあのとき彼にそう言ってしまったんだろう」と過去の失言や失態に後悔が募ることでしょう。しかし今さら幾ら後悔したところで過去を変えることはできません。過去を振り返るのはやめましょう。

過去を振り返るほど彼との恋愛に執着してしまい、次の恋愛への新たなステップが踏み出せなくなります。過去の過ちは後悔ではなく反省するようにし、学んだ教訓は次に活かしましょう。

失恋の向き合い方② 自分がご機嫌になることを生活に取り入れる

失恋をしてもすぐに気持ちを切り替えられる人と、そうでない人っていますよね? その差は何かというと、自分を慰める方法を知っているか知らないかの差です。落ち込んだ状態から回復する時間が早い人ほど、自分のテンションが上がることに敏感だったり、自分が楽しくなることを積極的に生活に取り入れています。前の恋愛への後悔や、失恋してショックな気持ちは、自分を労わることで軽くなります。

自分がご機嫌になれることを生活に少しずつ取り入れてみましょう。例えばお気に入りのバスソルトを溶かしたお風呂に入る、ちょっとリッチな美容液を買う、ネイルを塗りなおすなど小さなことでも、あなたのテンションが上がることを実践しましょう。すると落ち込んでいたテンションが上がるだけでなく、1日の中で失恋したことを忘れられる時間が徐々に増えてくるはず。

失恋の向き合い方③ 行動を振り返り、次の恋の教訓にする

失恋で得た教訓は、次の恋愛で活かしてこそ価値があります。失恋を思い返すことは辛いかもしれませんが、別れに至るまでの自分の行動を振り返ってみましょう。冷静になって振り返ると、彼だけでなく自分にも悪いところはあったはずです。悪いところを改めるよう意識すれば、きっと次の恋愛で同じ失敗はしないようになるでしょう。

また毎度好きになる人が彼女持ちや既婚者である場合、よその芝生が青く見えてしまうタイプなのかもしれません。望みのない恋愛に没頭したり、悲劇のヒロインのような状況を楽しんでしまう人は、幼少期の愛情不足や偏りが関係している可能性があります。恋愛面だけでなく、自分のこれまでの人生も含め行動を振り返ってみましょう。

失恋の向き合い方④ 環境を変えてリセットする

自分が身を置く環境をガラリと変えるのも失恋を乗り越える一つの方法です。 住む場所を変える、仕事を変える、付き合う友達を変えるなど、普段の過ごし方を少し変えてみましょう。新たな環境に身を置くことで、出会う人や接する人が変わります。日常に刺激が加わることで、失恋の辛いショックも緩和されることでしょう。

また環境を変えることで生活スタイルに変化ができます。時間の経過とともに、あなた自身の思考や行動も前向きに変わっていくことが実感できるでしょう。これまで望みのない恋愛に悩んでいたのがまるで嘘のように、あなたを取り巻く運の流れが変わるはずですよ。

辛い失恋を乗り越え、前向きな自分を取り戻そう!

彼との将来に望みのない恋愛をしているのなら、そのような恋愛は早いうちに諦めた方がいいかもしれません。恋愛はタイミングがとても重要です。例えお互いに愛し合っていたとしても、お互いに結婚する意志がないと先には進めません。どれだけ努力しても結ばれない恋をしているなら、もしかするとあなたと彼は結ばれない運命なのかもしれません。心の整理がつかないうちに無理に諦める必要はありませんが、どちらが自分の為になるかしっかり現実と向き合うようにしましょう。

時間は有限です。特に20代の若い時代はあっという間に過ぎていきます。単に流れに身を任せるのではなく、途中で自分の人生を振り返り教訓を生かさなければ、何もなしに20代が終わってしまうかもしれませんよ。失恋はできれば経験したくないほど辛いものですが、乗り越えた先に成長した自分が待っています。失恋を乗り越え、前向きな自分を取り戻し、また新たな恋にチャレンジしていきましょう!

この記事を書いた人

30歳からの大人の恋愛コンサルタント。
大手保険会社でトップセールスになりグランプリを獲得。営業時代に年間1000人と会い磨いたトークスキルで、人に好かれるための独自のメソッドを開発。
恋愛において役立つ対人スキルやポジティブマインド、運命を引き寄せるテクニックなど幅広い情報を発信している。

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