あなたは最近映画を観ていますか?多忙なアラサー女子となると、仕事に友達付き合いに…とゆっくし映画鑑賞する時間が取れていないのではないでしょうか。しかしたまにはゆっくりと一人で映画の世界に浸ってみるのもお勧めです。
特に「最近恋が上手くいかない」「ドキドキすることが減った」など恋愛面でお困りの方は、以下で紹介する作品を是非手に取ってみてください。恋愛映画から学べることはたくさんあります。きっと恋愛に対する視野が広がり、恋のチャンスも巡ってきますよ。
おすすめ作品その1.『抱きたいカンケイ』
この作品の見どころは、お互いに恋心を抱いているのに素直になれないもどかしさや葛藤です。作品ではセックスフレンドである2人が現状の関係に満足できなくなりセフレ関係を脱却しようと奮闘する内容となっています。実際に日本でもセフレがいる若者が増えているそうで、この記事を読んでくださっている方の中にも、セフレに恋心を抱き始めてしまった人もいるのではないでしょうか。
セフレ関係から脱却したい人以外にも、友だち関係から恋人になりたい人、自分の気持ちに素直になれない人にとって、主人公エマは正に自分の分身のように感情移入できることでしょう。恋に素直になりたい人にお勧めの作品です。
おすすめ作品その2.『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
この作品の見どころは、諦めきれない恋を追っていく中で、別の恋が芽生えるハラハラ感です。過去の失恋を諦めきれない主人公エリザベスが、元彼の家の前にあるカフェを頻繁に訪れ復縁のチャンスを狙う中で、カフェ店主のジェレミーから恋心を寄せられます。タイトルの「ブルーベリー」とは、カフェ店主のジェレミーが、彼女がよく注文するブルーベリーパイを毎晩残しておいてくれるから。さりげなくカッコいい気遣いができるジェレミーに、観ているこちらがドキドキしちゃいますね。
失恋に効くのは新しい恋。自分の居場所を求めて旅をし、ときには傷つきながらも新たな出会いを求めて奔走する彼女に自分を重ねる女性は多いでしょう。自分のことを見ていてくれる人はきっといる、と勇気をもらえる作品です。
おすすめ作品その3.『かぞくはじめました』
親友夫婦の突然の死をきっかけに、知り合ったばかりの2人が残された赤ちゃんをの後見人になり家族として生活するという、なんともアメリカンなストーリーですが、リアルには考えられないシチュエーションであるにも関わらず、とても感情移入して見入ってしまう作品です。
この作品の見どころは、お互いに最悪の印象を持っていた2人でも、次第に心を開き、お互いの良い面に気付き始めるところではないでしょうか。恋愛に思い込みは禁物です。好みじゃないからといってアプローチしてくる男性を無下にしてはいませんか?もしかするとそんな男性こそ、あなたとの相性がピッタリかもしれません。相手の長所や内面を見ることの大切さを学べますよ。
おすすめ作品その4.『幸せになるための27のドレス』
この作品は、好きな人がいるのに気持ちを伝えられない、いつも片思いで恋が終わってしまうという方に是非観ていただきたい作品です。なぜなら主人公ジェーンが正に、自分の気持ちが伝えられないまま自分の恋を成就できずにいる性格なので、とても感情移入できますし、彼女の行動1つ1つが「分かる!」と共感できることでしょう。
作品中でも語られていますが、落ち込んでいても幸せは手に入りません。自分の幸せは自分の行動によって手に入れるものなのです。周囲に気を遣ってばかりの優しい性格は素敵ですが、自分の幸せのために時にわがままになることの重要性に気付けるでしょう。
おすすめ作品その5.『ツレがうつになりまして。』
ある日自分のパートナーが“鬱”と診断されたら、あなたはどうしますか?この作品は、本当に大切な愛のカタチを考えさせられる作品です。結婚の決断ができない人や、彼氏との将来に迷っている人にお勧めです。
日本の生涯鬱病にかかる割合は3~16%(※1)と言われています。真面目で他人の痛みに敏感な人ほどうつ病にかかりやすいと言われており、ただ心が弱いから発症するものではなく、誰にでも起こり得る病なのです。もしあなたの愛する人が鬱病にかかったら、自分は何ができるのか、自分を犠牲にしてまで守れるか考えてみましょう。実際に起こってみないと分からないかもしれませんが、現時点で「彼の為なら多少の苦労は乗り越えられる」と思えるパートナーを見つけられるといいですね。
おすすめ作品その6.『最高の花婿』
人種や宗教の壁を越え、4人娘全員が国際結婚をしてしまうというストーリー。国や宗教による考え方の違いや、国際結婚をした親の気持ち、相いれない想いなど、コメディタッチながらそれぞれの文化を本格的に学ぶことができますよ。
この作品の見どころは、何と言っても国際結婚に反対していた親の考えが徐々に変化していくところです。末娘の国際結婚だけは何としても阻止しようと奮闘しますが、その中で本当の幸せとは何なのかに気付き始めます。人種や文化の違いをも乗り越える夫婦愛、それを家族として迎える大きな家族愛に感動すること間違いなしです。
おすすめ作品その7.『マンマ・ミーア!』
ソフィの夢はヴァージンロードを父親と歩くこと。しかし母親であるドナに内緒で父親候補3人を結婚式に招待してしまったことから事態は思わぬ方向に進んでしまう…というストーリー。舞台で人気の作品が映画化されており、有名なABBAの曲とともに楽しみながら見れるミュージカル映画です。
この作品を観て感じることは、過去の自分の行いを悔やむ必要はないこと、前向きに今を生きることが大切だということです。素直に自分を受け入れることで、周囲からも自分のパーソナリティを認めてもらいやすくなります。そして心から気を許せる友人の存在とは有り難いものだということにも気付けるでしょう。主人公ドナのように、年老いてもハチャメチャにはしゃげる女友達を作りたいですね。
おすすめ作品その8.『婚前特急』
親友の結婚に刺激され、5股中の彼氏から結婚候補者を査定していくストーリー。ですが自分が主導権を握っていると思っていた関係は、実はそうではなく、相手も遊びで付き合っていただけと分かった時、主人公チエのプライドはズタズタになります。
この作品を観ると、真剣に自分のことを愛してくれる存在の大切さ、人と真剣に付き合うことの難しさを痛感します。当初主人公が考えていた通り、時間は有限なので、賢く色んな人と交際しながら相手を探すことも一つの方法でしょう。しかし損得だけで人と交際しても、本当に大切なことには気付くことができませんよ。婚活疲れ中の方、相手の肩書など上辺だけを見るようになってしまったという方におすすめです。
映画は色んな恋愛を疑似体験できるチャンス!
自分の意見や理想が大きく影響する恋愛では、凝り固まった考えにとらわれがちです。そんな時は、様々な価値観に触れ、視野を広げてみるのがお勧めです。映画鑑賞という疑似体験をすることで、きっとあなたの恋の悩みの手助けをしてくれますよ。
映画にはそれぞれテーマがありますが、自分の恋愛に近そうな作品だけでなく、全く正反対な作品も観てみましょう。参考にならないと思いきや、実は正反対な作品にこそ、自分には足りない考えや意識が眠っているものです。映画鑑賞で楽しく自分磨きをしちゃいましょう!